ぜいたくなようなもったいないような

昼からとうごさんと遊んだ。とても目立たない商店街の中にありながら本格的な料理を出してくれる行きつけの洋食屋でご飯を食べた。ハンバーグを注文したが、切った瞬間に肉汁があふれて皿の上に流れ出す様は未だかつて無いものだった。とても味が濃くて、きめが細かい肉のパティは独特でまた食べてみたい。しかし、私がもっとも美味しいと感じるハンバーグは小さい頃から食べている家のハンバーグだろう。人間食べなれたものが一番美味しいと感じる。不思議なものだ。
とうごさんとは夕方まで一緒に居たが、お互い暇を持て余して、「次何しようかな?何処行こー?とりあえず加茂川行ってみる?御所もちょっと寄って行こ。僕の実家で時間潰しましょか?」など、暇人爆発の午後だった。せっかくの休みにもったいないような一番ぜいたくに休んでいるような。だらだらしたのは春の陽気のせいにしておきましょう。