涙もろい

最近歳をとったせいか、とても涙もろくなってしまった。新聞でかわいそうな話や感動的な話を聞くと、思わずこみ上げてくるものがある。さすがにポロポロ泣くわけではないがなんとなくジーンとしてしまうのである。今日の中日新聞の泣かせポイントは「ロシア版忠犬ハチコウ」と「車椅子のミス七夕」だった。前者は目の前で交通事故で飼い主を無くしたシェパードが事故以来厳寒の冬も事故のあった交差点に座り込みただ待つだけの日々を送った。通行人から餌をもらい7年間待ちつづけてその場で死んだそうだ。死後に事情を知る沢山の人々が寄付を集めその交差点に犬の銅像を立てたそうだ。
後者はスノーボードの事故で下半身麻痺になった三河地方に住む女の子が、辛い日々から立ち直ろうと小さい頃から親しみのある地元のお祭りのミスコンテストに応募してミス七夕に選ばれた話。車椅子で笑顔で人前に立ちたいと勇気を出した女の子にエールを送りたい。
そのほかにもイラクパレスチナ問題など新聞に毎日泣かされっぱなしの私である。