再び百足襲来！

うちの寮はムカデか出る。部屋が一階にあるのがもろに影響しているのだろうが、それにしても出過ぎである。僕の部屋と他の3人の友達の部屋でそれぞれ2匹づつの百足が目撃されている。
先日は顔を拭こうとタオルを広げたら大きくて黒い奴がべっとりへばりついていた。虫が苦手な人なら気絶であろう。昨日の夜は快適な睡眠中に顔の上、頬から目の辺りにザワザワと嫌な感触が移動した。夢の中から一気に現実に戻り、電光石火で布団越しに掴むとやはりムカデだった。もう少しで顔を噛まれるところだった。百足は殺虫剤をかけたくらいではなかなか死なないので押さえつけてペンチで頭をプチッと潰して殺した。
ムカデにかまれた痛さと言ったら蜂の比ではない。スズメバチに刺された事もムカデに噛まれた事もあるが、ムカデのほうが後を引く。
ムカデの性質の悪いところは寝ている間に布団にもぐりこんできて、妙な感触に寝ぼけならが手で払おうとしたときにガブリと噛み付くのである。一番お友達にはなりたくない輩だ。熱帯のほうには30cmくらいの巨大なものがいるらしく、もちろん猛毒。そんな激しいのと東南アジア辺りの安宿でベッドインしてチンチンでも噛まれた日には誰もが悶絶であろう。
ちなみにムカデは漢字では百足と書くが、英語ではcentipedeと書くらしく、centiは百、pedeは足と言う意味で日本語と一緒だ。まあ、あのグロイ姿はずばりその名前しかないということね。