探偵ナイトスクープ

金曜の夜、久しぶりにナイトスクープを見た。
テレビをつけていて、なんとなく始まったナイトスクープは愛知県では0時前に始まった。高校生くらいのときは毎週楽しみにしていて、家族で見ていたが、大学時代にほとんど見なくなってしまった。
懐かしい思いで見始めると、探偵の面々は特に変わりなし。昔は越前屋俵太や北原啓介が出ていて局長も上岡竜太郎だった。その時代に最も見ていたわけである。
久しぶりのナイトスクープは特に大爆笑を期待していたわけではなく、昔を懐かしんで見たわけだが、1本目のネタから大爆笑。こんなに馬鹿笑いをしたのは久しぶりだと思うくらい床を転げまわって笑いつづけた。「変な寝言を言うおじさん」「水泳の世界記録を体感したい。」「小学生のときに飛ばした風船を拾ったお爺さんに会いたい。」の3本だったが、1,2本目が最高に笑えた。寝言おじさんというと関西の人は昔ナイトスクープで爆笑ネタとして有名な毎晩その日あったことを一通り寝言で言うおじさんが有名だ。僕の思い込みかもしれないが、ナイトスクープの有名なネタ。「爆発卵」「パラダイス」「林先生のお料理シリーズ」などは関西人の大半が共通の笑いネタとして知っている気がする。何度も再放送されているせいもあるが、何年経っても一番組の一つの企画が伝説のように多くの人の心に残っているというのはなかなかないことなのではないだろうか?
そんな伝説に残るようなネタだったとは思わないが、2本目の水泳世界記録もかなり面白かった。今の世の中で、10年以上全く変わらない番組構成で素人の投稿ハガキから芸人さんが取材して解決していくというスタイルを守りつづけている。考えてみると驚くべきことだ。全く庶民的で番組予算もかかっていなさそうだが、最近のお笑いブームにのった若手芸人の番組や人のプライバシーを笑いものにするような品の無いお笑い番組とは一線を画した面白さがある。
馬鹿笑いをした後、ちょっとしあわせになったような、ストレスが抜けたようなさわやかな気分になった。