JCRC−W

関西で新しいシリーズ戦が始まりました。関西というよりは西日本かな?
家から高速を使って一時間少しの長良川の河川敷で第一線が合ったので参加してきました。コースは全く面白くない平坦の周回コース。とりあえず上から3つ目のクラスでエントリーして真ん中くらいでゴールしました。
レースを終えて思ったことは、やっぱりレースは面白いということでした。何じゃそら。
確かにコースは平坦で一周2キロを20周する単純なものだったが、やはりレースというものはその状況で一番強い人が勝つ。とても当たり前のことだが、とても分かりやすい。台風の影響で周回コースの向かい風区間は集団が一列棒状になると苦しい。ぬれた路面のコーナーで減速して、加速するときには下手な人のところで集団が途切れる。
そんな感じでレース中盤でなんとなく中切れしたところから先頭集団が出来て、そのまま30秒差くらいで最後まで逃げ切り、その中のスプリント力がある人が勝った。
何度か集団が分かれることがあったが、その度ににちゃんと前の集団に着いていった人が、勝負が決まった逃げにも乗れただろう。そのときたまたま後ろに下がっていて逃げに乗れなかった実力者もいただろうが、結局常に油断無く積極的に集団の前でレースを進めた人が逃げ集団を形成し、勝負が決まる。2位以下の順位はその時の運でなんとなく前後するが、レースに勝つ人は運が良かったからではなく、間違いなく一番強かった人なのだ。その分かりやすさが自転車レースの魅力だろう。
どんな単純なコースでも、そのときの気象条件や、レース展開があり、変化がある。単純なコースでも勝った人は飛び切り面白いレースだっただろうし、色々な駆け引きが存在したはずだ。
まあ、私はロードレースでは一度も優勝したことが無いのでその魅力を味わい尽くしていないと言えるが、それでもレースは楽しいのである。私に自転車レースの厳しさ楽しさを教えてくれたwawawa氏も練習してレースに出ると宣言していたので、私も負けてはいられない。